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時候の挨拶
手紙の書き方
春
時候の挨拶とは『頭語』の後に続く、季節を表現する短文のこと。センスのよい言葉を選びたいものです。そこで、ここでは具体的に月ごとの時候の挨拶例文を紹介しましょう。
3月
春まだき 風はまだ寒く 早春の候 春寒料峭のみぎり 桜月 春暖快適の候 弥生 仰梅の候 花の蕾もふくらみ 菜の花は今が盛り ようやく春めいてまいりましたが 浅春 麗日 一雨ごとの温かさ 若草萌ゆる候
4月
野山には花も咲きはじめ うららかな好季節を迎え 春和の候 春たけなわ 花の便りも伝わる今日このごろ 桜花もすっかり咲きそろいましたが 桜花爛漫 春光うららかな 惜春 いつしか春もなかばを過ぎましたが 葉桜の季節となり 春陽麗和の好季節 春風駘蕩の候
5月
子どもたちもすっかり学校に慣れ 新緑の候 新緑の野山に萌える今日このごろ 緑濃く 風薫る五月となりましたが 晩春 初夏 暮春 惜春 五月晴れ 初夏の風も爽やかなころとなり 青田を渡る風 向夏 緑したたる 軽暑の候 大空にこいのぼりの躍るころ
夏
6月
衣替えの季節となりましたが さわやかな初夏の季節 木々の緑もようやく深くなり 青葉 深緑 向暑 梅雨の候 入梅 長雨の候 雨に紫陽花の花が美しく映る季節となりました 長かった梅雨もようやくあがり 初夏の風に肌も汗ばむころ 空には白い雲が浮かび 向暑のおりから 薄暑 立夏 暑さ日増しに厳しく 暑気日ごとに加わり 日の光も青く 若鮎の踊る
7月
夏らしさも増し 梅雨明けの待たれる今日このごろ まったく身のおきどころもない暑さですが 仲夏の候 盛夏の候 酷暑の候 向暑 真夏 三伏 大暑 蝉の声に更に暑さを覚え 土用の入りとなり 近年にない暑さが続き 炎威凌ぎ難く 涼風肌に心地よく 早天続きで 爽快な夏 海山の恋しい季節
8月
風鈴の音が涼しげで 晩夏の候 残炎 残暑なお厳しいおり 立秋 新涼 風の音にも秋の訪れを感じますが 立秋とはいえまだまだ暑い日が続きます 土用あけの暑さはきびしく 青草を蒸すような強い日射し 暑さも峠を越しいよいよ秋 虫の声に秋の訪れを感じる昨今 朝夕涼味を覚えるころ
秋
9月
ススキの穂も風にたなびき そよそよと吹く涼風の候 しのぎやすいころとなりました 新涼の候 新秋の候 さわやかな季節をむかえ 爽秋 秋涼 野分 明月の秋をむかえて 朝夕日毎に涼しくなり 秋色が次第に濃くなって 初雁の姿に秋を感じるころ 秋風が立ちはじめ コスモスの花が秋風に揺れ 虫の音もようやく繁くなり
10月
秋本番 秋晴れ 仲秋の候 秋涼の候 さわやかな秋となりましたが 菊の薫るころ すがすがしい秋晴れの今日このごろ 爽秋 時雨月となりましたが 清秋の候 秋冷 秋雨 紅葉 錦秋 木々の梢も色づいて 灯火親しむの候 空は深く澄み渡り 秋涼爽快の候 冷気は日増しに加わり 稔りの秋となり
11月
晩秋の候 暮秋 落葉の候 深秋 向寒のおりから 冬が駆け足で近づいてまいりました 季秋 冷雨の降り続く候 日毎冷気加わり 秋も深まり朝夕はめっきり冷え込むようになりました 初霜の候 初冬 鮮やかな紅葉の候となり ゆく秋の寂しさ身にしみるころ 小春日和の今日このごろ 舗道に落葉が舞い散るころ
冬
12月
初雪の候 星も凍る夜 初冬の候 今年もあわただしく過ぎ去ろうとしておりますが 師走の候 初氷の候 明冷 年もせまり何かとご繁忙のこと 歳末何かとご多端の折柄 寒気いよいよ厳しく 寒さもひとしお身にしみるころ 木枯らし吹きすさぶころ 年の瀬
1月
謹賀新年 正月 孟春 新春にふさわしくのどかな天気が続く候 酷寒の候 寒さ厳しいおりから 厳寒のおりから 大寒の節 風花の舞う今日このごろ 例年になく温かく 例年にない寒さ いよいよ寒気がつのり 降雪の候 雪の晴れ間 極寒 冬来たりなば春遠からじ
2月
鶯の初鳴きのころ 早春 向春 余寒厳しいおりから 梅月 春寒 節分 雪解けの水もぬるみ 大寒にまさる寒さの折り 寒気は冴えかえり 冬の名残りがなかなか去らず 寒明け 残寒 春一番が吹き 梅鴬の候 梅のつぼみもふくらみかけ 梅かおるの候
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